湘南造機株式会社は1937年、創業者の粉間三勇二により「粉間鉄工所」として設立されました。工場設備の保全、機械設備の設計製作、重量物移動をともなう設備・ラインの移設、保全支援を目的とした派遣業務など、自動車製造工場に関する業務を幅広く行っております。このような業態を一社で行っている会社は極めてまれであり、当社の特徴であります。この業態に至る過程には、お客様からの多くのご要望と、それにお応えするための多くのコミュニケーションがございました。ひとつの物事の完結は、いくつもの仕事の成果が絡み合った結果であり、それによりお客様との関係もより強固になりました。その代表的な事例として、2011年の東日本大震災の際、お取引先である日産自動車のいわき工場が大打撃を受けた際、復興事業の委託業者へ真っ先に指名をしていただいたのが弊社でした。これは長年、お客様に最適をお届けするために、独自の価値を創造し、提供し続けた結果であると確信しています。
弊社は2016年にメキシコ支社を設立いたしました。以前より計画していた海外進出の目標が実現した形となります。メキシコという土地がお客様と関係が深い土地であり、綿密な視察と検討とが実を結んだ結果、悲願の海外進出を実現いたしました。
この海外進出は、弊社が掲げる"すぐやる・必ずやる・出来るまでやる"というモットーが色濃く表れた事例です。このモットーは会社全体の姿勢として社員にも浸透しており、現場からも様々なチャレンジの事例が報告されています。現場はやる気をもって学び、働き、成果を出す。その成果に会社は応え、「社員の幸福度を高める。」このサイクルによって弊社の質が磨かれ、結果として発展にも繋がっていくと考えています。
弊社は現在「中小企業から志と質の高い中堅企業に」を目標に事業の発展を進めております。これまで以上にお客様、ひいては社会に貢献できる企業となるためには会社としての「質」の向上が必要です。そしてそれを実現するためには、社員一人ひとりが創意工夫を凝らし、技術を磨く事が大切だと考えています。自分がこの企業で何を成し遂げたいか。どんな社会を実現したいかという「志」を明確にすることで、強い地盤を持った企業としてさらなる発展が目指せると考えています。
その発展には今ある人材の質的向上と共に、新たな人材の活躍が必要不可欠であると考えています。私たちが新たな仲間に期待したいのは、やはり「志」を持った人間であること。将来果たしたい夢や達成したい目標を人生の指針とする人材と共に働きたいと願っております。熱意をもって発展し、社会に貢献したいという「志」をお持ちの方は、ぜひ湘南造機で共に歩んでいきましょう。